白竜戦記

MMORPG UltimaOnline 無限シャードにて開催のPCイベント白竜戦争の記録置場
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# 【投稿レポート】【白竜戦争】「風の行方」
 占い師Roseの記録

開戦後まもなくしてRose達のもとに
現れたのは匪賊の副盟主だったはずの
CaptainZakiで―――

「【白竜戦争】「風の行方」」

  
 
 
 

風が変わった。色も匂いも……





その日は傭兵砦にて、皆が集まり作戦会議をしていた。



「どうにかならないものか……」



どの派閥も権利証を奪うこと・守ることに必死である。



こちらが作戦を立てるのと同じで、敵方も様々な作戦を



打ちたててくる。



「作戦ねぇ……」



テツヲさんが、何かを考えたついたのだろう。



じっとそのまま動かなくなった。



ソレと同時に、その場が軽い静寂に包まれる。







「あれ?? あれは? 」



皆が沈黙した一瞬、誰か一人がそう言った。



その声を聞くや、とっさに武器を手にする。





外を見ると……





匪賊が居た。たった一人で。砦の前に。



一瞬のうちに、場の空気が変わった。張り詰められる緊張感。



だが…様子が変だ。



相手から殺意は一切感じられない。





「あれは、船長だな」





匪賊の船長……「キャプテン・ザキ」



副盟主が、一体どうしたというのだろうか。





皆が緊張の面持ちで、一斉に外に出る。



あっという間に囲まれた船長は、大歓迎だなぁ…とでも言いたいような



少し困ったような顔をあたし達に向けた。





「よう船長。こんな所に一人で乗り込んでくるなんて

 

 どうしたんだい? 」



「いや、戦いに来たわけじゃねぇ。ちょっとな」



「今、ラヴァなら留守だぜ?」



「そうか。いやな、俺を傭兵に入れて貰おうと思ってな」







「?!?!?!!?!? 」「はあ????? 」「何?!! 」





その場に居た皆、何言ってんの? 正気なの?



と思ったことだろう。



もう一度聞くが「傭兵」に? 加勢したい? と?



「アリエルは知ってんのか? 」



誰ともなしに、投げかけた問いかけ。



至極当然な質問である。そうだそうだと、皆うなづく。



「いや。何も言ってない。家も壊した。ギルドも抜けた」



ちょちょちょ!!



なんてこったい……



匪賊で何があったのかは、よくはわからないが



船長の胸に思うことがあったのだろう。



そのあと、船長は”めでたく”? 傭兵の一員となった……。





正直、船での戦いに手慣れた船長が居れば



この先の戦いも、有利に運べる事が何度となく出てくることだろう。





嵐のような出来事だなぁ…





皆がとりあえず砦の中に戻ると、それまで動かずだった



てつをさんの口が開いた。



「次の作戦、できたぞ」









……



作戦決行日。



あたし達はいつも通り、分隊に別れた。





先に出撃していく、フォルティスくん・シュツルムさん・ボニさんを見送る。



あたしは次の出撃分隊として、彼等からの通信を待った。





「よし。行けるぞ」





その言葉を聞き、同じ出撃隊のテツヲさん・ドミンゴさん・ドラビアさんと

うなづきあい、青いゲートをくぐった。



出た先は、商人の拠点のまん前。



あたしの仕事は、魔法で壁を作り出し退路を断つ事。



退路を断ってる間、先発隊の3人が商人側の戦士たちを討ち取って行く。



「よし、イイ感じだ。権利証、2枚取れたぞ」



先発隊からの、通信が来る。



「じゃあ、皆、撤退だ」



その場に長居すると、逆にこちらが危なくなる。



隊長から「撤退」の指示を聞くと、皆が一斉に集まり



そして、そのまま傭兵砦へと帰還した。





少々の被害(主にフラグの為…)がありつつも



今回の作戦は、一応の成功を見たと言って良いと思う。



作戦通りに、皆動けた。







………



「今日は匪賊島にはいかないの? 」



あたしのそんな問いかけに、隊長も



「そうだなぁ……匪賊か。様子見だけしに行くか。

 

 おい、ドラビア、お前行って来い。見学だけだぞ? 」



「俺か?あーまぁ、そうだな。じゃあ見学しにいくかぁ。

 

 と、分隊組んでいいのか? 」



「ああ、好きにすればいい。好きな奴連れて行け」



「了解。じゃあ、レンさん、行くか?見に行くだけだから

 

たまには外に出て見るのもいいだろ? 」



レンさんが嬉しそうにニッコリと微笑む。



「あとは、ローズ。それと、一応念のためシュツルム、ミロ」



シュツルムさんは、よし!行こうぜ!といわんがばかりに



早速、彼の相棒である「紫電」に乗る。



「まてまて、まだちょっと用事があってな。ミロに渡さなきゃ



 行けないものがあるんだ。それ渡してくるから、ちょっと



 待っててくれ」



ドラビアさんが、いつもどおりのホンワカした口調で言う。



わかった。とシュツルムさんが、紫電から降りると



ドラビアさんと、ミロさんは、二人してどこかに通じているのだろう



青いムーンゲートの向こうに消えていった。



彼等が戻ってくるまでの時間が、あたしには少し長く感じた。



あたしも、早く行動したくてウズウズしていたせいかもしれない。



いつだったか……誰かが言った。



「みんな根っからの傭兵だな。動きたくて仕方ないんだなぁ」



あたしは元々傭兵ではなかったが……。



ここで同じ派閥に居る仲間と過ごすうちに



自分の中で、何かが変わったのかも知れない。



もしかすると、何かに目覚めた…のかも知れない。



そのことが、自分自身でもイヤじゃなく、むしろ楽しくて仕方無い。









血が騒ぐのだ。


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